フィル・ヒースの背中のトレーニング動画です。
2018年ミスターオリンピアの2ヵ月前の映像ですね。

まずはワンハンドロー。
アンダーグリップでダンベルを握っているのが特徴です。
120ポンド（約54kg）まで、ウエイトを増やしながら4セット行います。

次はベントオーバーローイング。
スミスマシンを使用して軌道を一定に保っています。
背中にダイレクトに効かせるやり方です。
100kg、そして140kgでベントオーバーローを行っています。

その次は、フィル・ヒースの背中トレーニング論です。
現役のトップビルダーから教えてもらうのは、たいへん参考になりますね。
フィル・ヒースの場合は、背中のキレイな三角形を作るために、パワーグリップを使ったトレーニングを多用しているようです。
アイソレートマシンやケーブルマシンを使って違った刺激を与え、背筋全体を発達させています。

プルダウンでは、胸をアゴに近づけ、背中を丸めないように保つことが重要だそうです。
ケーブルマシンでは、ワイドグリップではなく、やや狭い肩幅程度のグリップ幅で、アゴを引いて行うのがコツということです。
前方にストレスをかけて肩を転がす感じで行いましょう。

また、ダンベルローイングの直後に二頭筋のトレーニングを行うことを推奨しています。
ダンベルローで二頭筋がウォームアップできているからですね。
ローイング中は肩を引き上げる感覚が重要です。

そして最後に・・・水分を多く補給しましょう！！

ちなみに、骨格や筋肉の付き方などによって向き不向きがあるため、
全員が同じトレーニングをやって最大の効果が得られるとは限りませんので注意してください。
自分に合ったトレーニングの中に効果的な変化を取り入れることが、筋肉をより肥大させるためには重要なことです。