最近筋トレしても筋肉痛がない…これって効果がないってこと?
「以前は筋トレをするとよく筋肉痛が起きてたのに、最近はぜんぜん筋肉痛がない・・・」
こんな経験はありませんか?
「筋肉痛=筋肉が大きくなるために必要なこと」
と思われがちですが、実はそうではありません。
筋肉痛が起きるのは良いこと?悪いこと?
筋肉痛がよく起きる時期を思い出してみてください。
- 久しぶりに筋トレをしたとき
- トレーニングメニューを変えたとき
- 前より追い込んだとき
このようなときではないでしょうか。
筋肉痛というのは、筋肉が負荷に悲鳴を上げている状態です。
良い悪いではなく、そのトレーニングメニューよりも今の筋肉が弱いだけなんです。
例えば、何年も運動していない人が急に腕立て伏せを限界まで行ったとき、筋肉はまったく使われてなかったわけですから、急激な負荷に「これ以上は勘弁して!!」と訴えているんですね。
同じメニューを何度か繰り返すと・・・筋肉痛は次第に起きにくくなってきます。
それはトレーニングに筋肉が慣れてくるからです。
筋トレしても筋肉痛が起きないのは筋肉は大きくならないってこと?
筋肉は適応力が高いですから、トレーニングを重ねるたびにそのメニューに対応してきます。
そうすると、同じようなメニューでは筋肉痛はほとんど起きなくなります。
ただ、筋肉痛が起きなくても筋肉は大きくなります。
私の場合も普通に筋肥大に成功してました。
約3か月ごとにトレーニングメニューを変えるのですが、変えた直後は筋肉痛が起きます。
しかし次第に起きなくなりますが、だからといって筋肉が成長しないなんてことはありませんでした。
停滞することはありますが、それはそのメニューが自分に合わなかったからです。
同じ部位のトレーニングでも、メニューを変える、回数を増やす、重量を増やす、など「変化」があれば筋肉痛は起きやすいということです。
「筋肉痛がなければ筋肉がつかない」のではなく、トレーニングメニューなどを変化することで筋肉に違った刺激を与えて筋肉をより大きくする・・・
その過程で筋肉痛もついてくる、と考えたほうがいいです。
絶対に筋肉痛を起こさないといけないなんてことはありません。
逆に、このような意識で筋トレをしていると、怪我をしてしまう危険性があります。
筋肉痛がひどいと、日常生活にも悪い影響を与えてしまう場合もあります。
筋肉の成長には筋トレはもちろん大事ですが、栄養補給や休養も同じくらい大切ですので、疲労がたまったらゆっくり休むことも必要です。