筋トレ中の痛みの原因を知って対策をしましょう
ダンベルカール(上腕二頭筋を鍛える種目)をしていたらヒジが痛くて続けられないとか、スクワットをしてたらヒザに鈍痛を感じるなど、トレーニング中に何らかの痛みを感じる場合・・・
痛みの原因を突き止めて対策を講じなければ、痛みが悪化したりトレーニング自体をやめてしまうことになってしまうかもしれません。
「筋トレしてはいけない体質」などではありませんので、しっかり原因を知っておきましょう。
トレーニング中に起きる痛みの原因は何?対策は?
トレーニング中の痛みの原因はいろいろあります。
一つずつ見ていきましょう。
筋トレ初心者の場合
筋トレを始めたばかりの人なら「まだ慣れていない」ことが原因と考えられます。
今まで使ってこなかった筋肉、筋、腱を急に使うわけですから。
この場合、まずは軽い負荷で行うことが大切です。
また、筋トレを始めたばかりの時期は、負荷や回数よりも正しいフォームを意識する段階とおぼえておいてください。
準備運動不足の場合
準備運動(ウォームアップ)をしっかり行っていないと、トレーニング歴が長い人でも痛めることがあります。
いくら慣れているからといって、ウォームアップを疎かにしてはいけません。
トレーニングは準備運動から始まっているのです。
筋トレ前にしっかり準備することで、脳と筋肉の両方に「これからトレーニングするぞ!!」と意識付けすることができます。
そうすることで、ケガを未然に防ぐことができます。
炎症を起こしている場合
ヒジやヒザ関節などに炎症を起こっていると普段から弱い痛みがありますが、負荷をかけるとより強く痛みが出ます。
炎症の原因は筋トレに限りませんが、この場合は安静にすることが一番です。
もし痛みが続いたり強くなったりしたら、病院で診てもらってください。
骨格や筋肉の付き方が一般的なフォームに適していない場合
骨格や筋肉の付き方には個人差があります。
他の人には問題なくできる種目でも、あなたがやると痛みを感じることがあります。
この場合はフォームが正しくても痛みが出るので厄介です。
対策としては、負荷や深さ、角度を変えてみてください。
これらの要素を変えることで痛みがなくなる場合があります。
同じ部位でも多くの種目がある
「胸の筋肉を鍛える」と言っても、その種目は数多くあります。
プッシュアップ(腕立て伏せ)だけを見ても、先ほど言ったように負荷、深さ、角度などを変えるだけで幅が広がります。
種目自体もバーベルを使ったベンチプレスだったりチューブを使ったものだったりといろいろあります。
つまり、痛みの出ないやり方を選べるということです。
ぜひ、いろいろ試してみて痛みの出ない、やりやすい種目を見つけてください。